Revision:Revise/A Bullet For Pretty Boy

USはテキサス産のメタルコアバンドが2010年に発売した衝撃の1stアルバム。

なにこれ!? 最初はシンセ導入のデスコアかと思いましたよ。アグレッシブじゃなくブルータル。スクリームパートはとにかく重いのなんの。そのスクリームも極悪・凶悪。

で、そんなデスコア路線、ちょっとダルい兄さん系の声と爽快メロディを持つサビで一変しちゃうんだな、これが。なにこれ!? シンセをフューチャーした意味が分かりましたよ。

ここ最近は、スクリーモ系もメタルコア系も重く・激しくがトレンドみたいですが、このバンドの音を聴いたらそれらがみんな子供だましに思えちゃうほど。重いブレイクダウン、疾走するパートは激しく突っ走るし、サビは明快・爽快メロディ。メタルコア界の最終兵器!

1stにしてクオリティ激高。メロディセンス抜群。

ホント、「なにこれ!?」って言葉しか出てきません。名盤確定!

良曲揃いなので、どれを紹介するか迷う。

 

とりあえず、1曲目の"The Deceiver"

シンセをフューチャーしながらの激メロでAttack!Attack!系かな?と一瞬思うものの、voが極悪ヴォイスすぎてデスコア系を連想。そうこうしているうちに、サビでクリーンvo乱入。

出だしから凄すぎる!

 

最初からドコズコのデスコア系。そこから極悪系スクリームを載せた重いビートダウンパートを経て、一瞬のクリーンvo…いや、ホント一瞬。このままデスコアのノリで進むのかと思いきや、後半にクリーンvoの歌い上げるパートが襲ってくるという展開。いや、本当にすげぇ。

 

アルバムで一番のお気に入りは8曲目の"Windows"

いきなりブチギレ展開でスタート。ハイテンションでありながらブルータルなパートもあり、シンセもワンポイントでいい仕事してる。特に中盤のブレイクダウン後に襲ってくるクリーンvoのパートは聴きどころ。盛り上がったと思ったら歌い上げてエンディングへ突入。

 

Attack Attack!やAsking Alexandriaをもっともっと激しくした感じかな。シンセも導入しているがかなり後方に引いたアレンジなので、ブルータリティの方がより前面に出ている。

このブチギレvoとバックの突進力は、ここ最近のメタルコア勢でも随一。

これで1stだもんなぁ。どうすんだ、この先。

出来ればこの先もこのブチギレ感を磨いて突き進んでほしいバンドです。

メタルコア系名盤確定の1枚。絶対に買いなさい!

Revision:Revise - A Bullet for Pretty Boy

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