ノリノリ系ゴシックメタル名曲10選

たぶん…いや間違いなく、これから紹介する楽曲はガチなゴシックメタルとは音楽性がかけ離れていると思うし、ゴシックメタルファンから見れば邪道もいいところだろう。

個人的な解釈で選曲したので、異論は一切認めません!

選曲にあたっては、どことなく耽美性があってメランコリーで、サビに至っても微妙な盛り上がり方しかせず、それなのに印象的な美しさを持った楽曲としました。

ゴシックの解釈、間違ってますね。いいんです、それでも!

大事なのは、雰囲気!

それも、ノリがいいな、って曲を選びましたから。

全く沈鬱じゃありません。深刻さも無いです。

さぁ、いざ軽めノリノリ系ゴシックメタルの世界へ!

 

Ride On Tears/Charon

フィンランドの一般的にゴシック・メタルバンドと言われているので、このバンドについては異論はそれほどないんじゃないかな。そのバンドの代表曲とも言える楽曲で、2005年発売の5th"Songs For The Sinners"に収録。イントロからノリノリで、ちょっとしたメランコリーを帯びたメロディックメタルと言ってもいいです。アッサリと突入するサビもいい感じですね。女性voのコーラスも好きです。

Through The Dark/Misery Inc.

早くもゴシックメタルとはかけ離れた音楽性を持ったバンドの登場です(笑。

フィンランドのメタルバンドの、何故かゴシック風の雰囲気を大投入したバンド史上最大の問題作とも言える楽曲。2004年発売の1st"Yesterday's Grave"に収録されています。バンドの音楽性自体が何を目指しているのか(いい意味で)不明なのだが、このメランコリーはなに?という感じでアルバム中でも浮きまくり。イントロから静かに進んで、サビで哀愁を漂わせつつ盛り上がる。いいよね、こういう雰囲気の曲は。

Surrender/Entwine

これはゴシックメタルと呼んでもいいでしょう。2006年発売の5th"Fatal Design"収録の楽曲です。イントロからメランコリックです。ノリノリ系ゴシックメタルの教科書的楽曲ですね。淡々と進行してサビで若干の盛り上がりを見せるものの、なぜか物悲しい。今回自分が選曲した楽曲は、この曲が全て基準になっています。この曲のような雰囲気を持っているかどうか…です。

Killing Loneliness/HIM

(またまた)フィンランドのゴシック…というか"ラブメタル"を自称するバンドの楽曲。HIMはどの曲もこうした雰囲気の楽曲だが、その中でもこの曲は一番好きですね。全体的にメランコリックでありながらちょっとした明るさもあるという、ノリノリ系ゴシックに選曲するのに迷いはなかったです。

2005年発売の"Dark Light"収録の楽曲です。

Brief Is The Light/Sentenced

もはや伝説と化したフィンランドのメタルバンド。2002年発売7th"The Cold White Light”に収録されている楽曲です。この曲以外にも名曲は数限りなくあるけれど、メランコリーを帯びた若干のノリノリ具合で考えればこの曲が妥当かな、と。ノーザンメランコリックメタルは永遠に不滅です!

Fall Whatever Falls/Darkseed

ドイツのゴシックメタルバンド。1997年発売の2nd"Spellcraft"収録。

少しノリノリすぎるかなとは思うけど、ドイツのバンドにありがちな硬質感をあまり感じさせず、北欧系の寒々とした雰囲気がいいです。中盤の女性ヴォパートから先が聴きどころ。Darkseedはどのアルバムも軸がブレないので、ゴシック系メタルを聴きたいなら買ってソンはしないハズです。

Countdown To The Stars/For Selena And Sin

たぶんゴシックではなくメロディックメタルだと思うのだが、ゴシックは雰囲気が大事ということでこの曲も選曲した。2009年の2nd"Primrose Path"収録。メランコリックな感じは少し薄めですが、メロディの美しさはかなりイイ線いってます。サクっとサビへ突入する感じと、特に中盤からエンディングにかけての展開がすごく好きです。最初のギターソロから次のギタソロへのつなぎ方で涙…

Say good-bye/Forever Slave

スペイン出身とは思えない美しさを漂わせた楽曲を信条とするバンドの代表曲…なのだが、これをゴシックと言ったらファンに怒られそうだ(笑。でも雰囲気はそれっぽい。ノリノリながらも淡々と進行しつつサビで微妙に盛り上がる。淡々とした…というのはvoが一定の音程でしか歌えないからそう見えるのかもしれんが(ヘタと言えばそれまで)。楽曲はギターオリエンテッドな作風で、ゴシックっぽくないかも。

Wolf/Angeldark

再びスペイン出身のスペインらしくない音楽性を持ったバンドの楽曲。ゴシックと自称しているにも関わらず、ノリノリ度数はかなりMAXです。ドラムはツーバスで叩きまくるし、ギターは音楽性を無視して弾きまくるし、シンセの音色は時たま意味不明な音を奏でるし、voはゴシックとは思えないほど力強く歌いあげるしで、耽美性とは結構遠い位置にある音楽性なのが面白い。

Phoenix/Ideas

最後の10曲目はハンガリーのNightwishと呼ばれる(呼ばれてないww)バンドの楽曲。シンフォニックメタルなんだろうな、やっぱり。この曲、イントロの破壊力がハンパないです。本編も悪くないし、Bメロからサビにかけての展開は大好きですけど、やっぱりイントロのインパクトが強すぎる。ゴシックとは呼べないかなぁ。ノリノリすぎるもんな。でも、耽美性はかなり強いので選曲しました。

というわけで、超反則的なノリノリ系ゴシックメタル名曲10選でしたw

もうね、ガチなゴシックは自分の肌に合わないのよ。欝すぎるので。

なので、選曲が微妙というよりほぼジャンル違いとも言えますね。

でも、ゴシック風なメタルということで、その道の入口にはちょうどいいかと思いますよ。

でわでわ

 

現在ヘビロテ中!

Twitteやってます!