アルバム10選に続き、今回は楽曲20選です。
例によって、メタルコアのみならず、デスコア/スクリーモ/ポストハードコア等、メタルコアっぽい楽曲を全て含んだ上でランキングしています。また、アルバム収録曲以外にも、EPやシングルで発表された楽曲も含まれています(なので、原曲が2012年のものではない可能性もありww)。
The Core Of My Existence - In Dying Arms
2012年で最も驚愕したのがこの曲。凶悪なデスコアサウンドに叙情性を遥かに超えるWe Came As Romansばりのメランコリーを投入した怪作。デスコアなのに泣ける要素満載という変態曲。
特に中盤で強烈なブレイクダウンを見せたあとのノーマルvoパートが感動的。
リリース後はヘビロテどころじゃない騒ぎで聴きまくった。
個人的殿堂入り確定楽曲!
Behind The Line - Lullabies To Die
エッジの立ったハードコアサウンドを叙情メロディでコーティング。キレっキレの疾走パートから強烈無比のブレイクダウンへの落としっぷりは見事。スクリームオンリーというのも男らしくて◎でしたね。
The Chase Scene - Outline In Color
スクリーモとはこうあるべき…というような概念を超越したOICサウンド。凛とした静寂感を持つ2分20秒からのサイレンスパートの美しさが泣ける。ツインヴォーカルの魅力を存分に発揮している。
A Creeping Dose - In Fear And Faith
先行シングルとしてもリリースされたアルバムを代表する楽曲。IFAFにしてはアグレッシブ寄りな楽曲ながら、しっかりと静と動、緩と急を対比させていますね。シンセサウンドが感動的すぎる…
The Disenchanter - Belle Manoir
IFAF真っ青のピアノ&ストリングス大投入型スクリーモの登場です! 攻撃性は全く無い代わりに、綺羅びやかな美しさを最大限にまで高めているのが特徴的ですね。デビューアルバムのリリースが待ち遠しい。
Forever... At All - His Statue Falls
トランスコアが売りのバンドだと思って聴くと横っ面を引っ叩かれるメランコリック・メタルコアの良曲。なんでしょうね、このキャッチーでポップなサビメロは。思わずシンガロングしたくなる楽曲です。
Ravenface - Underworld
メロディアスすぎるくらいメロディアスなメタルコア。Ravenfaceらしさを壊さない程度に導入されたシンセも良い感じだし、何と言ってもこのウェット感がいいよね。ヴォーカルの声質も大好き。
Endless Winter - Earth Caller
アグレッシブなハードコアサウンドのスクリームパートも特筆モノですが、何と言ってもクリーンvoのキャッチーなサビメロがステキすぎます。彼らのデビューEPの楽曲で、まだまだ伸び代がありそう。
I Promise... - The Last Word
疾走パート、ハードなスクリームパート、"聴かせる"クリーンvoパートが折り重なって襲ってくる。シンセとギターのサウンドバランスも非常にいいですね。抑揚の無いクリーンvoが少々残念なんだよなぁ。
Gehenna - The Avalanche Diaries
時折デスコアばりの激しを放つスクリームパート、ノーマルvoパートの伸びやかさ、不調和に乱入するピアノ音、それと怪しいメロディ(笑)がイイです。エモーショナルなギターソロもステキに響きます。
Make Me Believe It - The Dead Rabbitts
アグレッシブな疾走パートから華麗に落とされる静かなパートに癒されます。
Underwater - Avenue Of Heroes
ヨーロピアンメタルっぽいメロディック・メタルコア。パワー不足のスクリーマーが残念だよなぁ。
The Rain Man - Dawn Of The Hero
叙情系プログレッシブ・メタルコア。構築美ってヤツですね。この曲に惚れてEP買うなよ(笑)。
Sky - Annisokay
アグレッシブさと伸びやかさの対比がイイね。しっかりとギターでメロディを作っているのは好印象。
Communications Are Down - Forever In Promise
爽やかなサビメロの作り込みが特筆モノですね。無料ってレベルじゃないだろ、これ。
The Glass Elevator (Walls) - Crown The Empire
アルバムが個人的に期待外れだっただけに、デビューEPのこの曲の良さが更に際立ってます。
More Than Missing - Lion I Am
95%くらいアグレッシブな中で、5%くらいのノーマルvoパートがキラリと光ってます。
Restless - The Seeking
正統派スクリーモなのですが、このゆる~いサビメロが頭から離れません。今年のサビメロ大賞!
Fear Itself - Away The Atlas
何度か訪れるサビメロが、それぞれ若干アレンジを変えているのが特徴的。
Seven Hills - While She Sleeps
ウェットなメロディを売りにしているバンドが多い中、こうした乾いたサウンドは印象的でイイよね。