2012年
7月
29日
日
ロシアのモダンメロデスバンド"AION 6"
東欧のローカルレーベル"Metalism Records"に所属してるみたいですね。
そんなわけで音源は入手困難。
iTunesやAmazonでMP3形式でもいいから販売してくれよ。
音楽性はモダンメロデスだが、パワーメタルも混じってる感じ。
というか、パワーメタルにデス声をフューチャーしたサウンドと言った方が正しい。
それだけに、アグレッシブさもあって実にメロディアス。
シンセがけっこうな厚盛で、音色的にはサイバー的なものを狙ってるっぽい。
ギターの方はメタリックで攻撃的なリフワークをベースに、リードがクサメロをぶちまけてますね。
ただシンセがかなり強力なので、一聴するとサイバーメロデスと思えなくもない。
2012年
7月
25日
水
アメリカのエレクトロコア/シンセコアバンド"Forever In Promise"
バンド結成が2011年なので、出来立てホヤホヤのニューバンドですね。
…と、バンドとは言ってもメンバーは3人のみ。クリーン担当とスクリーム担当のツインヴォーカル体制に、Guitars, Bass, Drums & Synth(要は全楽器ね)を担当するメンバーの3人編成。
そんな状態なので、ローカルインディーズ/アマチュア状態ですね。
サウンド的には本人達も名前を出してる通りMake Me FamousとかWe Came As Romansあたりと同系統なのですが、個人的にはCasino Madridが一番近いような気がしますね、これは。
元ネタが透けて見えるというかそのまんまなのでオリジナリティという面では大いに疑問ですが、そもそもメタルコア/スクリーモ系にオリジナリティを求めるのがナンセンスなわけで、そういう意味で言えばメロディやアレンジのセンスが問われるこのジャンルにあって、なかなかの好バンドだと思いますね。
2012年
7月
19日
木
ロシアのプログレッシブ・デスコアバンド"Ophelia's Breath"
基本はメロディックなデスコア。ヘヴィではあるけど、そんなに暴虐なサウンドではないです。
デスコア的なグルーヴ感のあるバッキングをベースに叙情的なメロディを載せた音で、ギターに関してはリードよりリフ主体、ヴォーカルがデス声でメロディをしっかり追っているのが特徴とも言える。
ただ、問題はシンセの方ですかね。
このバンドの"プログレッシブ"と言える部分は、ほぼシンセが作り出していると言っていいです。
シンフォニック・デスコアですね、これ。
ただ、シンフォニックな雰囲気が大部分ながらなぜかトランス的シンセの要素もみられるという…
1曲目のラストの方はエレクトロコア化してるし、5曲目はシンフォニック・デスコアそのもの。
3曲目のイントロなんてピコリーモですよ!
2012年
7月
15日
日
オーストラリアのメロディック・メタルコアバンド"Meridian"
同国産のメタルコアといえば男臭い硬質なサウンドだったり、北欧系…特にスウェディッシュなメロデスに影響を受けたブルータルな音楽性だったりするのだが、総じて叙情感溢れるメロディアスさが特徴。
だが、このバンドはメロディアス加減はそのままに、王道メタルコアに寄った作風が持ち味。
ヴォーカルは曲によってスクリームとノーマルvoを使い分けてますね。
2012年、本年に5曲入りのデビューEPをリリース。
これがまた、個人的にツボにササリまくりのハイクオリティ・メタルコア。
メタルコアのアグレッシブさとメロディアスさがベストバランスな逸品でしたね。
このバンド、影響を受けたアーティストとしてIn Flamesを筆頭に挙げつつ、All Shall Perishなんていう濃いトコロや、同郷の叙情メタルコアバンドParkway Drive、王道メタルコアとも言えるAs I Lay DyingやKillswitch Engage、OpethやMeshuggahなどの深いテクニカル系とけっこう節操がない。
影響を受けたというか、ただ好きなバンドを挙げただけとも言うな、これは。
そんな中に、"Motoi Sakuraba(桜庭統)"の名が…
この方、ゲーム・ミュージックを手掛けるアーティストさんなんですよね。
実は、かなり昔に自分がゲーム会社で働いてる頃、うちの会社の専属コンポーザーが桜庭さんでした。
まさかこんなところでその名を見かけるとは思いもしませんでしたよ。
2012年
7月
07日
土
スペインの"自称"ポストハードコア/メタルコアバンド"Corpore"
インディーズレーベルには所属しているらしいのでアマチュアではない。
アルバムも何枚かリリースしているみたいなので新人でもない。
音楽性の話よりも前に、まずはこちらの画像をご覧いただきたい。
2012年
7月
01日
日
デンマークのメタルコアバンド"Billy Boy in Poison"
例によって例の如く、アマチュア/インディーズ状態のバンドですね。
アメリカを意識しつつもそこは欧州のバンド。なぜかハードコア/メタルコア路線に走ろうとしてもメロデスっぽさが出てしまうという、アメリカのバンドとは逆の状態。俺的には大歓迎ですけどね。
ゴリゴリとした重いリフに叙情的なメロディを載せるというスタイル。
…それだ! どうしてもクサいメロディがメロデスっぽさを助長するという。
メンバーはツインギター編成のオーソドックスな5人組。
そのメンバー5人のうち3人が兄弟!
…いや、ウソですけどね。
めちゃめちゃ似てるんですよ、メンバーが。