A Time Nevercome/Secret Sphere

イタリア出身のシンフォニック・パワーメタル・バンドの2001年発売2nd。

一部では『イタリアン・パワーメタルの将来を背負って立つ』とまで言われた逸材です(誇張あり)

このアルバムは2ndですが、2ndでコレをやられちゃったら後が続かないだろう…というくらいの出来(案の定だったけど)。
どんな感じと言われると、Sonata Arcticaの1stをもっとシンフォニックにした感じですかね。同じイタリアだからって、Rhapsody(Of Fire)を思い浮かべないように。
緩と急、静と動が目まぐるしく入れ替わり、楽曲が一本調子にならないように練り込まれてます。

 

1曲を選べと言われれば、間違いなく2曲目のLegendを選びます。もうイントロのピアノの旋律で悶絶確実です。
そこから激しいリフに流れて、本編に突入。
もう、こういった絶妙な流れが大好きなんです。
イントロも絶妙ですが、アウトロも必聴ですので。

それと、そのLegendと甲乙つけがたいのが6曲目のChapter Ⅱ - Oblivionです。
やはりイントロは妖し気な雰囲気からスタート。そこから重いリフに突入して疾走するパターン。全体的に練られた曲なので、緩急が絶妙な感じでブレンドされているのがポイントです。
間奏のピアノとKeyなんかもGoodです。

全体的に言えるのは、無闇矢鱈と疾走せずに、楽曲の展開を重視した構成がいいです。Keyもシャランシャラン系に走らず、クラシカルな音色を重視して配置しているようです。

さて自分は、ぶっちゃけジャケ買いでした。
ジャケのこの妖し気な雰囲気とバンドロゴのメタリックな輝き、そしてキレイそうな姉ちゃんが5%(?)。
まんま、ジャケ通りの音でした。

ここで先に言っておきますと、このバンドの他のアルバムは自分的にはあまりオススメできません。そんなに路線が違うとは思わないんだけど、グッとくるものがなかった…。

現在ヘビロテ中!

Twitteやってます!