ロシアのプログレッシブ・デスコアバンド"Ophelia's Breath"
基本はメロディックなデスコア。ヘヴィではあるけど、そんなに暴虐なサウンドではないです。
デスコア的なグルーヴ感のあるバッキングをベースに叙情的なメロディを載せた音で、ギターに関してはリードよりリフ主体、ヴォーカルがデス声でメロディをしっかり追っているのが特徴とも言える。
ただ、問題はシンセの方ですかね。
このバンドの"プログレッシブ"と言える部分は、ほぼシンセが作り出していると言っていいです。
シンフォニック・デスコアですね、これ。
ただ、シンフォニックな雰囲気が大部分ながらなぜかトランス的シンセの要素もみられるという…
1曲目のラストの方はエレクトロコア化してるし、5曲目はシンフォニック・デスコアそのもの。
3曲目のイントロなんてピコリーモですよ!
確かに、曲の展開や転調といった部分はプログレッシブだろうな、という感じ。
でも、ベースのデスコアサウンドとシンフォニックなシンセの落差が凄すぎますね。
このバンド、疾走曲とか作ったらメチャメチャいい曲が出来そう…
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