米国産のポストハードコアバンド"I Am Abomination"
ポストハードコアの中でもメタリックなバンドは珍しくもないけれど、このバンドの場合はメタリックという意味がちょっと違って、ネオクラシカル・ポストハードコアとでも言うべき作風が特徴。
スクリームはほとんど無く、ほぼノーマルvo一本というのは当サイトで紹介するには反則ですが、その独特な音楽性は是非とも世間一般で広く認知されるべきとの考えの下に紹介します。
voの声質は魅力的だし、リズム系も安定感抜群だし、シンセも大活躍しているが、この際それらの楽器はどうでもいいです(笑。このバンドの場合、何はなくともギターに尽きます。
前述した通り、ネオクラシック・ポストハードコアとかシュラプネル系スクリーモといったサウンドは誇張でも何でもなく、彼らの音楽性を表現するにそれ以上的確なジャンルが無いです。
Hangin' On
2010年1st以来、久々の新曲です。
この新曲でもギターはスクリーモ/ポストハードコア系とは思えないほど弾きまくりですが、1stの頃に比べればこれでも控えめな方。気になるのはシンセが無くなってることですね。
あと、1st時に比べかなりハードというか重めなサウンドになったのかな。
ちなみに、その1stの音源はというと…
Since 1776
自己主張しまくりで縦横無尽に暴れ回るギターが笑えますね。テクニカルでもありメロディアスでもあり、速弾きも変拍子リフも自在に操るこのギタリスト、いったい何者なのよ?
当たり前のようにギターソロも搭載。
アルバム中でこの曲が特別ではなく、これが普通の状態です。
実際、これだけ魅力的なバンドが未だアマチュアなんですよね。
早く契約をゲット出来ればいいなぁ、と思う今日この頃。
…が、voとGを残して他全員脱退。メンバーチェンジのまっただ中です(泣)
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