Bloodjinnで活躍するギタリストKyle Odellのもう一つのバンドVanisher
スクリームは導入してるけどメタルコア/スクリーモじゃないし、どちらかというとモダンメロデスの一種と言ってもいいけど、一番近いのはメロディック・メタルという不思議なバンド。
Glass Casketとは全く方向性が違うし、Bloodjinnには近い部分もあるけどそこまでメタルコアしてない上にメロディは一億倍増量した感じなので、Kyle Odellが参加しているということでその二つのバンドを思い描いてこのバンドの曲を聴くと間違い無く面食らうであろうちょっと異色なバンド。
現在のところ唯一のアルバム"The History Of Saints"は相当な良盤だったと思うのだが、全くもって話題にもならなかったのが個人的には2010年で最も納得のいかなかった出来事だ。
そのVanisherが、ひっそりとEPをリリースしていましたね。
Buried Alone
1 - Buried Alone 4:02
2 - Martyr To The Flames 3:32
3 - Reset 4:31
下のプレイヤーで視聴できます。
1曲目と3曲目が個人的に好みです。
ただ、なんか全曲スクリームを使わずにノーマルvo一本で歌ってますね。voは以前のままでチェンジしてないです。1stアルバムでいうところの"Oceans"路線へ向かうことにしたのかな?
そういうわけなのでエクストリーム系のメタルってわけではないですが、その分よりメロディアスな音楽性が明確になったという感じです。モロにメロディック・メタルです。1曲目はそこそこアグレッシブ、3曲目はかなりメランコリック、どちらの曲も以前からある叙情性が今回は大盛り状態ですね。
特に"Reset"の切なさといったら、かなりヤバイです。ギターが泣いてます。切なさをぶちまけながら疾走、ただでさえ悲しげなのに更にメランコリックになるサビ、その展開でゾクゾクしました。
スクリームが無くなってしまったのは悲しいですが、やっぱりVanisherはイイですね♪
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